気分の記録を3日で挫折しないための続け方

体調や気分の記録は、始めるより続けるほうが難しいものです。手帳やノートに書き始めて、3日で止まってしまった経験のある方は少なくありません。

この記事では、記録を続けるための考え方を3つに絞って整理します。

記録する項目を増やしすぎない

最初に決めるべきは「何を記録しないか」です。

睡眠時間、食事、服薬、運動、気分、天気、出来事。思いつくままに項目を並べると、記録そのものが負担になります。調子が悪い日ほど入力が面倒になり、結果として一番記録したい日のデータが抜けます。

まずは気分と疲れ具合の2つから始めるのがおすすめです。この2つは日々の変化が大きく、あとから振り返ったときに意味を持ちやすい項目です。

数値ではなく選択肢で記録する

「今日の気分を100点満点で」と聞かれると、答えるのに時間がかかります。迷っている間に記録する気持ちが薄れます。

「良い・普通・悪い」のように選ぶだけの形にすると、数秒で終わります。粒度が粗く感じるかもしれませんが、1か月分並べたときに見えてくる波は、細かい数値と大きく変わりません。

振り返る前提で記録する

記録は溜めることが目的ではありません。振り返って何かに使えることが続ける動機になります。

たとえば通院している方であれば、診察のときに「この2週間、どうでしたか」と聞かれて答えに詰まることがあります。記録があれば、その場で見せるだけで済みます。

記録を続けるための道具

紙のノートでもアプリでも、続けられるものが一番です。

iPhoneをお使いであれば、この考え方に沿って作られた「こころメモ」というアプリがあります。気分と疲れ具合を選ぶだけで記録でき、カレンダーとグラフで波を確認できます。基本機能は無料です。